LCH患者会では、2017年11月、2018年3月と2回にわたり成人LCHの研究班を作って下さい、と厚生労働省に陳情をしていました。
今回この陳情を受けて、厚労省難治性疾患克服研究事業、特発性造血障害に関する調査研究班の分担研究の中の1つとして、LCHの調査研究が追加されることになりました。そして、2度の陳情に同行していただき、専門医の立場から成人のLCHについて熱心に厚労省の方に説明をして下さった東條有伸先生(東京大学医科学研究所付属病院院長)が分担研究者になられました。
11月9日に、研究班班長の三谷絹子先生(獨協医科大学内科学(血液・腫瘍)教授)、東條先生、群馬県議水野俊雄さんとLCH患者会役員は情報交換のための話し合いを持ちました。患者会は患者としての立場から、成人LCH患者さんの現状と今後の要望などをお話ししました。
今後の調査研究により、1人でも多くのLCH患者さんが適切な診療、治療が受けられるようになることを願っています。